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Q&A・おしらせ NEWS

歯並びに影響するお口の悪い癖とは?

小児期のお口の悪い癖は、歯並びや顎の骨の発育に悪い影響を与えるため要注意です。今回はそんなリスクやデメリットの大きい口腔習癖についてわかりやすく解説します。

最も注意すべきは「口呼吸」

小さなお子さまが「お口ポカン」の表情を浮かべていると、心が和みますよね。子どもならではの愛くるしい仕草なので、ついつい笑みがこぼれてしまいます。けれども、お口ポカンの状態が習慣化している場合は注意が必要です。なぜならそれは口呼吸であり、歯並びを悪くする恐れがあるからです。

口呼吸による悪影響

口呼吸をしていると、お口の中が乾燥して細菌の活動が活発化します。その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、口腔周囲の筋肉や顎の発育が遅れ、歯並びが悪くなるという悪影響も生じます。

指しゃぶり・舌を突き出す癖

指しゃぶりや舌を前方に突き出す癖も歯並び・かみ合わせを悪くすることがあるため注意しましょう。これらも子どもの仕草としては可愛らしいものですが、習慣化するとお口周りに深刻なトラブルを引き起こしてしまうのです。その他、爪を噛む癖も歯並びを乱す原因となることがあります。

お口の悪い癖の治療法

当院では、口呼吸などのお口の悪い癖をプレオルソと呼ばれるマウスピース型の矯正装置で治療しております。着脱式の装置なので、お子さまの心身にかかる負担は比較的軽いです。舌や顎の筋肉の発育も正常に促され、将来的な歯並びの乱れを予防することが可能です。

すきっ歯(空隙歯列)

歯列内にすき間がある歯並びです。上の前歯の真ん中に不要なすき間がある場合をとくに「すきっ歯」あるいは「正中離開(せいちゅうりかい)」といいます。その他、かみ合わせが深い「過蓋咬合(かがいこうごう)」や歯列の位置関係が逆になっている「交叉咬合(こうさこうごう)」などがあります。

まとめ

このように、お口の悪い癖は歯並び・かみ合わせを乱すことがあるので要注意です。今回ご紹介したような症状がお子さまに見られる場合は、一度、当院までご相談ください。積極的な治療が必要かどうかも含め、精密に診断します。

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